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築年数が経っている場合はリフォームが必要？

20年が経過した物件の場合、売却しても建物自体は値段がほぼつかないことが多いため、最近ではリフォームやリノベーションを済ませて売却するケースが増えてきました。また、住宅を解体し、土地だけを売却するケースも珍しくありません。

ただし、リフォームやリノベーション、解体には一定の費用がかかるため、場合によっては大きな損をしてしまうこともあります。不動産売却の際には、どの方法がお得になるかを慎重に判断したいものです。

マンションや戸建ての価値は、築年数や立地条件などそれぞれの物件によって異なります。立地のいい物件や人気の物件であれば価値は下がりにくく、築年数がかなり経過していても高値で売却できることもあります。

また、リフォームやリノベーションによってきれいな状態に生まれ変わった物件も、比較的高値で取引される傾向にあります。逆に、人気のない物件や管理状態の悪い物件は、築浅であっても安い価格がつく可能性が考えられます。

1．レインズマーケットインフォメーションをチェックする

物件の買取相場を知りたいときには、物件の成約情報をまとめているレインズマーケットインフォメーションを活用してみましょう。

レインズマーケットインフォメーションに掲載されているのは、不動産会社から実際に収集した取引データです。これを参照すれば、周辺エリアで取引された土地や建物の成約価格がわかります。

ただし、レインズマーケットインフォメーションでは、土地の取引価格を検索することはできません。

2．土地総合情報システムを参照する

土地総合情報システムを使って、類似の土地や建物の成約価格を調べる方法もあります。

土地総合情報システムには、不動産を購入した方を対象にしたアンケートの結果がまとめられています。実際の不動産売買価格がまとめられていますので、より詳しい相場を把握したいときに便利です。

3．各種不動産サイトをチェックする

不動産を検索できるサイトも相場の把握に役立ちます。販売中の物件がいくらくらいで売り出されているのかを検索すれば、おおまかな価格を確認することができます。

4．不動産査定を依頼するのもおすすめ

買取相場を知りたいのであれば、不動産会社に査定を依頼するとよいでしょう。不動産会社は物件の状態を細かくチェックし、適正な査定結果を提示してくれます。

複数の不動産会社に査定を依頼して内容を比較すれば、より高い精度の相場を把握することが可能となります。